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ロータス 78 : ミニ英和和英辞書
ロータス 78[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ロータス 78 ( リダイレクト:ロータス・78 ) : ウィキペディア日本語版
ロータス・78[ちょうおん]

ロータス 78 (Lotus 78) は、チーム・ロータスが開発したフォーミュラ1カーで、1977年1978年シーズンに使用された。チーム・ロータスにおける呼称はジョン・プレイヤー・スペシャル・マークIII (John Player Special Mk.III)。ピーター・ライトコーリン・チャップマンマーティン・オグルヴィトニー・ラッドによって設計され、F1界にグラウンド・エフェクト革命を捲き起こした。
==コンセプト==
1976年初め、前のシーズンの老朽化した72のスピード不足と、新型の77の平凡な性能に失望したチャップマンは、流入空気の低ドラッグ化についてのアイディアを詳述した27ページの文書を書き上げた。翼に据え付けられたラジエター揚力をひき起こすよう設計された熱風の排気口に細心の注意を払ったデ・ハビランド モスキート戦闘爆撃機を研究した後、チャップマンはそのようなシステムを逆さにすれば、著しいダウンフォースを得られることに気付いた。流体力学におけるベルヌーイの定理の慎重な検討の後、上下逆向きの飛行翼断面を車両へ応用する効果について考えをまとめ、エンジニアリング・ヘッドのトニー・ラッドにこの文書を託した。
ラッドはこのプロジェクトに取り組むため、チーフ・デザイナーのラルフ・ベラミー、車両エンジニアのマーティン・オグルヴィ、空気力学のピーター・ライトらとチームを編成した。ラッドとライトは、1970年にロータスに加わる以前BRMで働いており、彼らのマシンの1台で逆さ翼断面搭載の可能性についてデザイン研究を行っていた。ラッドはいくつかのスケールモデルをテストしたが、正確なテスト方法の欠如とBRMの財政難で、開発は試験的な域を超えられなかった。しかしライトはこの仕事を思い出し、プロジェクトに持ち込んだ。
その後ライトは、風洞ローリングロード(ムービングベルト)を使ってF1マシンのボディシェイプで実験を始めた。ライトはモデルカーのボディ脇にボール紙片を取り付けたが、実験中に翼端板がずり落ちてローリングロードとの隙間を塞いだ際、ダウンフォース発生量が急増することを発見した。より詳細な検証で、ローリングロードの速度が増加するにつれ、ボディ底面が路面表面近くへ吸引されていることが確認された。結果はチャップマンに報告され、チームはシャーシ設計を行うための無制限な自由を与えられた。デザインスケッチと機械製図の1ラウンドとインペリアル・カレッジの風洞での更なる作業の後、マシンは生産に入った。5台が製造され、1976年7月、コードネーム"John Player Special Mk.III"、別名「ロータス 78」が誕生した。
マリオ・アンドレッティは早く、おそらくはその年のオランダGPでマシンをデビューさせたかったが、ロータスの成果を他チームに知られるのを望まないチャップマンに却下された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロータス・78」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lotus 78 」があります。




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